4歳から視線入力Eye Motで絵を描き続けて3年目になります。重い障害があり、声が出せなかったり、手や足を自分の力で動かす事も自分から発信する事もできません。気持ちを表現する手段がなく、ストレスを抱えて頭に円形脱毛症ができたけれど、こういう子達にはよくある事なのでしょうがないと言われてしまいました。悲しくてなんとかしたくてもがいていた時に視線入力に出会いました。パソコンやアプリを使って、目の動きで絵を描きます。唯一の表現方法を手に入れて、嬉しくて夢中で絵を描き続けてきました。そして、絵を通して気持ちを共有したり、コミュニケーションが取りやすくなってきました。
今回、いままで描き続けてきた絵の一部と2024年の先生の還暦をお祝いしたい気持ちを伝えたくて描いた絵を観ていただきたいと思います。
言葉や歌ではない動きのない表現でも想いが伝わると嬉しいです。（家族より）